マニアックレース
以下のようなポジションで白の勝率を見積もるときレース勝率よりかなり勝率を落とすのですが、どれぐらい落とすのかポジションを変えて調べてみました。
条件として
・青のバックチェッカーが1枚だけ相手の3、4、5ポイントのいずれかにあり残りのインナーボードは白がポイントを作っている。
・青の残りチェッカーは1ポインに積んであるかベアオフしている。
・青のチェッカーより高い位置の白のポイントにはスペアマンがいない。
・白の残りチェッカーは青のチェッカーより低い位置に積んであるかベアオフしている。
unlimited

pips b=31 w=38 白の手番
3-ply cubeless equity +0.468
0.734 0.000 0.000 - 0.266 0.000 0.000
Cubeful equities:
1. Double, take +0.756
2. Double, pass +1.000 (+0.244)
3. No double +0.667 (-0.089)
Proper cube action: Double, take

ここではレースだけの勝率では80.7%ですが白の勝率は73.4%になっています。スペアマンがいないこともあって思い通りにベアオフできず勝率を落とします。そこで青のラストチェッカーの位置はそのままに両者のベアオフ枚数や白のローポイントのスペア枚数を変えてキューブが来そうな勝率を中心にポジションを40通り調べて結果をグラフにしました。
青のチェッカーが白の3ポイントに残っている場合

レースより7~8%勝率を落としていることが多いためレースで83%ぐらいでは平らなスコアでテイクできそうです。
では青の残りチェッカーだけ白の4ポイントに移動して同じように調べた結果です。
青のチェッカーが白の4ポイントに残っている場合

今度は5%ほど落ちます。続いて白の5ポイントに残った場合です。
青のチェッカーが白の5ポイントに残っている場合

2~3%落ちています。
ベアオフ枚数だけを比べたりレース勝率の見積もりだけを当てにせず、意外と勝率が落ちることを知っておくといいことがあるかもしれません。
条件として
・青のバックチェッカーが1枚だけ相手の3、4、5ポイントのいずれかにあり残りのインナーボードは白がポイントを作っている。
・青の残りチェッカーは1ポインに積んであるかベアオフしている。
・青のチェッカーより高い位置の白のポイントにはスペアマンがいない。
・白の残りチェッカーは青のチェッカーより低い位置に積んであるかベアオフしている。
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pips b=31 w=38 白の手番
3-ply cubeless equity +0.468
0.734 0.000 0.000 - 0.266 0.000 0.000
Cubeful equities:
1. Double, take +0.756
2. Double, pass +1.000 (+0.244)
3. No double +0.667 (-0.089)
Proper cube action: Double, take

ここではレースだけの勝率では80.7%ですが白の勝率は73.4%になっています。スペアマンがいないこともあって思い通りにベアオフできず勝率を落とします。そこで青のラストチェッカーの位置はそのままに両者のベアオフ枚数や白のローポイントのスペア枚数を変えてキューブが来そうな勝率を中心にポジションを40通り調べて結果をグラフにしました。
青のチェッカーが白の3ポイントに残っている場合

レースより7~8%勝率を落としていることが多いためレースで83%ぐらいでは平らなスコアでテイクできそうです。
では青の残りチェッカーだけ白の4ポイントに移動して同じように調べた結果です。
青のチェッカーが白の4ポイントに残っている場合

今度は5%ほど落ちます。続いて白の5ポイントに残った場合です。
青のチェッカーが白の5ポイントに残っている場合

2~3%落ちています。
ベアオフ枚数だけを比べたりレース勝率の見積もりだけを当てにせず、意外と勝率が落ちることを知っておくといいことがあるかもしれません。